And Wander

Tree Long Sleeve T Shirt

大自然の中でも
ファッションを楽しむ

東京発のアウトドアブランド「And Wander(アンドワンダー)」のTree Long Sleeve T Shirtを紹介しよう。
まず何よりも大きな樹木のシルエットと、And Wanderの特徴でもある都会的なリフレクターロゴが目を引く。
「山や自然の中でも街と同じようにファッションを楽しみたい」というブランドコンセプトを体現しているアイテムだ。
非常に印象的かつ洗練されたデザインのこのT Shirtを生み出したAnd Wanderについて触れていこう。

ブランド名に込められた
ワンダーフォーゲルの精神

登山などを行う部活やサークルに使われるワンダーフォーゲルという言葉の語源をご存知だろうか。
Wandervogel(ワンダーフォーゲル)は、元々戦前期ドイツで始まった青少年による野外活動のことを指す。 この活動は19世紀後半の急激な近代化や、それに伴う社会の規範から自由でありたいという思想に端を発しており、And Wanderのブランド名の由来にもなっている。

And Wanderはアウトドア好きの池内啓太、森美穂子の2人のデザイナーによって2011年にスタートした。
当時キャンプや登山を趣味としていた2人にとって、デザイン面と機能面の両方を満たすウエアが市場にはなく、「それならば自分たちで作ってしまおう」というのが立ち上げのきっかけであった。
2人はISSEY MIYAKEで培った企画力と革新的な素材使いや機能美が光るディテールを武器に”ファッション性”を、自分たちが実際に山を歩いて感じたことや国内外でのフィールドテストによって”実用性”を追求し、それらを両立するアウトドアスタイルを提案している。
And Wanderの山でも街でも自由に着られる唯一無二のアイテムはこういった背景から生み出されているのだ。

白樺が表す、自由とプライド

このアイテムを語る上で樹木のシルエットについての言及は避けられないだろう。
これはアメリカシラカンバであることが胸元の英文によって記されている。
アメリカシラカンバ、すなわち白樺である。
白樺はその生命力の高さから、山火事などで森林が失われた時に最初に生えてくる先駆樹種であると言われている。

2010年代前半から始まった昨今の第二次キャンプブーム。
奇しくもAnd Wanderの立ち上げと時期を同じくして起こったこのブームによって、多くのブランドが有象無象の如くアウトドア業界に乱立し始めてから早10年。
結果的にキャンプ・アウトドアはもはやブームという枠を超えカルチャーとして定着しつつある。
しかし仮にブームのまま熱が冷め、"焼野原"に成り果てていたとしても、自分たちは地に根を張りそこに立ち続ける、そんな皮肉めいた強い意志を感じることができないだろうか。
自由を謳いながらも高いプライドを秘めたこの一着を、ぜひあらゆるフィールドで自由に楽しんでもらいたい。

And Wander
Tree Long Sleeve T Shirt
素材:100% コットン  生産国:日本