Homme Plisse Issey Miyake

Basic Long Pants

25年のイッセイ愛が具現化された
名作プリーツパンツ

スティーブ・ジョブズやレディー・ガガ、ビートたけしと言った世界的な著名人たちからも愛されたイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)のプリーツパンツの紹介だ。

イッセイと言えば、プリーツ・プリーズ(PLEATS PLEASE)やバオ バオ (BAO BAO)と言ったブランドラインが有名だが、今回の商品はオム プリッセ(Homme Plisse)というメンズプリーツラインの商品である。

プリーツはイッセイの代名詞というような素材であり、他ブランドにはない卓越した加工技術が用いられている。

ブランド理念は「一枚の布」

創業者である三宅一生にも触れておこう。
今や知らない人がいないほど有名なブランドだが、イメージと裏腹に決して順風満帆な人生ではなかった。

大学卒業後にすぐコレクションを発表するも軌道に乗らず、フランスへ渡りラグジュアリーブランド「ギ ラロッシュ(Guy Laroche)」や「ジバンシィ(Givenchy)」といったメゾンで5年ほど修業を積んでいた。
そんな中三宅は1968年にフランスで起こった社会運動(五月革命)をきっかけに、「かぎられた人だけでなくより多くの人のために服を作りたい」と思うようになり、1969年アメリカ・ニューヨークに渡ったと聞く。

当時オートクチュールが当たり前の時代からプレタポルテ(高級既製服)への転換期であり、三宅も大きく影響を受けた。そこで、三宅は生地を可能な限り捨てずに身体とそれをおおう「一枚の布」のように、またそこに生まれる「ゆとり」や「間」の関係を追求するようになっていった。
ブランド理念「一枚の布」が確立された瞬間だ。
その後PLEATS PLEASEやBAO BAOが生み出され、世界的に成功を収めるまでになった。

挑新しい日常着を提案

今回紹介するHomme Plisseは2013年に立ち上がったラインだが、プリーツ技術としては1988年から実に25年間研鑽を積んでいる自信作だ。
シルエットとしても特徴的だが、中間部でひだの形状が異なりデザインとしても変化を生んでいる。

履いて動いてみるとわかるが、しなやかな筋肉のように優雅に見えるのが特徴だ。
ポリエステル100%ながら肌ざわりも極上で、何より軽い。

新しい日常着を提案するというコンセプトを見事に体現している。

この名作パンツは、25年という歳月をかけプリーツ技術を磨いたイッセイの愛が具体化したようなアイテムだと思える。このような極上な日常着があってたまるかと思えるほど上質であり、安心感すら覚える。
鬼才と言われるデザイナーによくあるトゲトゲした荒々しさは感じず、むしろ包み込まれるような感覚で非常に落ち着く。

上質なパンツを履くと肩肘が張って仕方ないという人に是非お勧めしたい逸品だ。

Homme Plisse Issey Miyake
Basic Long Pants メンズ ボトムス・パンツ
素材:100% poly Pleated fabric カラー:ブラック 生産国:フィリピン