Maison Margiela

REPLICA

大人のエレガンスを感じる
心強い相棒

愛着を持って長く使える靴を探している方に、是非紹介したいアイテムがある。
Maison Margiela(メゾンマルジェラ)のレプリカシリーズから、この一足をご紹介しよう。

過去から掘り起こし
再解釈という命を与えた

メゾンマルジェラの定番スニーカー、レプリカシリーズ。
それはマルジェラ氏が過去から掘り起こし、再解釈という新しい命を与えたシリーズだ。

レプリカの起源は1970年代のドイツ軍に遡る必要がある。
当時のドイツ軍はアディダスとプーマの創設者である、ダスラー兄弟に軍用靴の作成依頼を出した。
この軍用靴はGAT(German Army Trainer)とも呼ばれ、90年代後半から00年代に人気を博すこととなる。
ファンはこれらのGATの真の設計者はどのブランドだったのか、長きに渡り白熱した議論を交わしてきたが、真実は歴史に埋もれ失われてしまった。
GATは軍用という目的の靴だったが故に、意図的に会社のブランドを一切使用していなかったからだ。
このブランディングの欠如とミニマルで実用的な設計がスニーカー愛好家たちの心を捉えて離すことなく、 現在に至るまで熱い支持を得ているのだ。

その後このGATがマルジェラ氏の目に留まり、メゾンマルジェラのアイテムとして発表された。
意外と知られていないのだが、この最初の発表が1994年のことだった。人気に火がついたのは、1999年SSコレクションのラインに採用されたことが切欠だ。
このコレクションは世界のファッショニスタに強烈な刺激を与え、瞬く間に男性のクラシックスニーカーの定番として台頭したのだった。

メゾンマルジェラはGATへの再解釈を繰り返した。
レプリカシリーズはシーズンにより姿を変え、現在まで続いている。
時に鮮烈なカラーパレットを使用し、時にヴィンテージの風合いを繊細なタッチで描くレプリカシリーズ。
GATは最早誰が設計者だったという次元ではなく、如何により多くの愛を持って育むか。
それが存在の根幹となっているのだ。

如何により多くの愛を持って育むか

それではこのレプリカをご覧頂こう。
このレプリカはインソールのタグにある通り、70年代にオーストリアで製作されたGATの再解釈だ。
素材はカーフスキンに、スエードのトリムデザイン。
ラバーソールがクラシカルな印象を引き立てている。
控えめな艶とマットな風合いが見事に合致し、大人のエレガンスさすら感じられるスニーカーだ。
レザーは使えば使うほど使用者に馴染み、しなりのあるラバーソールが素晴らしい履き心地を味わわせてくれる。
メゾンマルジェラの拘りぬいた最高品質素材と、イタリアで培われた最高技術で作られたレプリカは、長く使える心強い相棒となってくれる筈だ。
前述の通り、レプリカシリーズは如何により多くの愛を持って育むかが、枢要である。
それは製作するブランドだけではなく、使用者にも言えることだ。
大切に愛用することで、マルジェラと共にレプリカとその歴史へ、愛を注いであげて欲しい。

Maison Margiela
REPLICA ローカット レザーコンビ レプリカ
素材:アッパー:レザー/スウェードアウトソール:ラバー カラー:ブラック 生産国:イタリア