Saint Laurent

Leather Bracelet 559355

非凡の才能が生み出した
“温故知新”ブレスレット

温故知新という言葉を知っているだろうか。
故きを温ね(たずね)て新しきを知るという意味で、過去にあったことをよく調べ、学び、そうして得られた知見を活かして新たな知識を得るということである。

Saint Laurent(サンローラン)というブランドは正に”温故知新”だ。
イヴ・サンローランは10代のころから非凡の才があり、ディオールに見初められたイヴは若干21歳という若さでクリスチャン・ディオールのデザイナーとなった。
その後幾多の苦悩を乗り越え1961年に恋人であったピエール・ベルジェとイヴ・サンローラン(YSL)を設立し、「モードの帝王」への道を歩み始める。

代表的なモンドリアンルックやスモーキングで一大センセーションを巻き起こし、今でこそ当たり前となったシースルーはイヴ・サンローランが初めてデザインし世に旋風を巻き起こした。

原点に立ち返ったブランドの象徴

ところが、2000年前後のブランドの買収合戦が繰り広げられていた時期に不運にも巻き込まれたイヴ・サンローランはピノー・プランタン・ルドゥート(現Kering)に買収され、2002年にはイヴ・サンローラン本人も引退することとなった。
サンローラン引退後長い間立て直しをを図っていたが、うまくいっているとは言えず、2012年に当時一世を風靡したエディ・スリマンがクリエイティブ・ディレクターの座についた。
その際エディはあろうことか歴史的な「イヴ・サンローラン」の名を「サンローラン・パリ」に改名したのだ。

改名された当時はイヴ・サンローランへの反旗だと囁かれたこともあった。
しかしブランドの原点に立ち返るために1966年の創業当時のフォントを使用し、「YSL」というロゴも存続させている。
これは反旗でもなんでもなく、エディによる、”原点に立ち返る”という敬意の表れなのだ。

こうして見事に蘇ったYSLのロゴをモチーフにしたのがこちらのブレスレットだ。創設当初からあるロゴをいつものようにただ単にモチーフにしているのではない。紆余曲折を経た上での変わらないデザインだとわかると感慨深い。

温故知新、変化が絶え間ない世の中で全く変えないということは非常に難しい。
だが、故きを温ねたからこそ「変えない」という決断は、すなわちそれが本当にいいものである証明である。
変わらないということに安心感と喜びを覚えるものも確かに存在する。

Saint Laurent
Leather Bracelet 559355 ユニセックスブレスレット オピウム シグニチャー
素材:カーフレザー カラー:ブラック/シルバー 生産国:イタリア